実習5回目
自分の担当日。旅のダメージが思ったより強くて、結局当日の朝、ロールカードの内容をセブンで印刷して、Tully'sに入って、赤と青の台紙に糊付け作業、教案を読み返して留意する点をマーカーしたり、言葉を書き足したり。
プリンタがないのでね、セブンイレブンのネットプリントを愛用しているのです。駅近のセブンが、自宅から一番近いセブンなので、印刷するのに歩いて30分かかるという、まったく不便。カラーなんてプリントアウトしたら1枚60円ですから!
本気でプリンタ買おうかと思う今日この頃。だってさ、厚紙にプリントできるじゃん?たぶん。年賀状だって作れるんだし。そしたらさ、いちいちペランペランのコピー用紙に印刷した後、画用紙やら厚紙やらに、1枚1枚糊でぺったんこぺったんこしなくて済むわけよ。この労力、けっこうなもんよ(この日の朝、ロールカードを22枚作った)。
さて、本番。うちの実習メンバーでは、はじめて教室のレイアウトを変えました。みんな、普通の机の並びでやってたんだけど、わたしは机を90度回転させてくっつけて、4人ずつ4グループの島をつくった。いろいろ理由はあるけど、おそらく、2回目もこれでいくと思う。
全体的な感想。①ティーチャートーク②時間配分③落ち着き
これが問題。先生が言うように、本当に通じない学習者だったらティーチャートークにならざるを得ないわけで、それは技術だし大変なんだけど、ある意味不可抗力。でも通じちゃうんだな、これが。ここでの授業を継続して受けてる学習者も多いし、なにより生活者は耳が肥えてる。口語表現を違和感なく理解しちゃうのね。うらやましい話なんだけど。学習者の受け答えに乗せられちゃって、だいぶ口語になってたらしい。辞書型を使った可能表現とか、タ型を使った仮定表現など使った自覚はあるんだけど、そんなに口語表現を使っていたとは、後からメンバーの指摘を受けて知りました。『なんか』とか『たぶん』とか『惜しい』←これは自覚してた とか。
大半が理解してくれるので、授業にリズムはでるし、盛り上がるんだけど、やっぱり置いていかれる学習者がいるかもしれない。初級の設定なんだから、彼らは悪くない、完全にわたしが悪い。そして、③の落ち着きという反省に通じるんだけど、そういう学習者が見えてないんだよね。4、5人のクラスなら、全員をよく見る自信はある(そりゃ、誰でもできると思うが、笑)。でも16人くらいになると、やっぱり動きのある部分に目が行きがちだなー、と思った。そういう意味で『落ち着き』が課題。1人1人きちんと見ること。それが自分の長所でもあるはずだから。
時間配分ねぇ。これは、もうずぅーっとよ。初級の模擬授業に始まって、ボランティアでも毎回毎回、教案全部やれたことが、ほぼ皆無。今回先生に教案を見てもらったときに、『これ、先生から見て40分の授業で全部やれる内容でしょうか?』とおそるおそる聞いたんだけど、間髪入れずに『ええ、できますよ。』 先生はできるという事実とともに、心配させまいというニュアンスで仰ったんだけど。わたしは、すでに数少ないとはいえ今までの経験上、絶対できないという確信が心のどこかにあるもんで、どぉーーーんと落ち込んだものです。プロはやれるのねーって感じで(笑)。
最後のロールプレイをやらせっぱなしで終了になりました。ペアでやった後に、みんなの前で何人かに発表してもらう→会話の流れを重視してフィードバック(今日の動詞活用や文型はもちろんだけど、どちらかと言えば『そうですか』とか『わかりました』とか、そういう不自然じゃない、失礼じゃない、会話らしい部分)→カードを交換して再チャレンジ。と、まぁ、こんな感じだったわけで。わたしにとってはフィードバックの部分が一番大切で、みんなに意見も言ってもらって、みたいにイメージしてたのに。くすん これでも、学習者がほとんどナイ型を習得していたこともあって、途中の基本練習をばっさりとカットしたのに。
教室のレイアウトを変えたのもわたしが初めてなら、時間オーバーして尻切れトンボになったのもわたしが初めてでした。
誉められたことも少しは(笑)。メンバーからは、わたしも先生に習いたいと思うくらい楽しい授業だった(笑)、という嬉しいフィードバック。学習者に気づかせたり、考えさせたり、主体的に授業に参加させていたのがよかった。集中力を途切れさせることなくスピーディーに授業ができていた。学習者から発話を引き出すのがすごく上手いと思った。などなど、うふ。なにより、先生がものすごく楽しそうで、それがイコール学習者が楽しいにつながっていた、だそうです。実は、むむむ?で、わたしはそんなに楽しんだ記憶はないが。いや別に楽しくないわけではなく、人とコミュニケーションをとるのは楽しいことであり、そういう意味で楽しいけど。なんていうか、やっぱり必死だったと思う(笑)。
先生からは、海外向きですね、と断言された(笑)。コミュニカティブな授業が今求められているが、国内の日本語学校では、実際問題、時間的に厳しい。バシバシ文型を入れていく授業にならざるを得なくて、そういう意味で、あなたの良さを海外で思う存分発揮してほしい、と。
素直に喜んでいいコメントだろうか(苦笑)?
1回目の授業を終えてみて、教授法を教えてもらっていた先生に、多大なる影響を受けてるな、自分(笑)と思った。授業風景は、やってみれば先生そのもの(真似っこという意味で)。先生が『自分が受けてきた先生のスタイルに影響される』と言っていたことを思い出した。基本練習のグループワークも、先生が以前ちらっと言ってたアイディアをもらったもの。そのこともあって、初めての授業終了報告を先生にしたところ、『頑張ってますね、2回目の報告も待ってます(笑)』と返ってきた。なんか心強いわ。
プリンタがないのでね、セブンイレブンのネットプリントを愛用しているのです。駅近のセブンが、自宅から一番近いセブンなので、印刷するのに歩いて30分かかるという、まったく不便。カラーなんてプリントアウトしたら1枚60円ですから!
本気でプリンタ買おうかと思う今日この頃。だってさ、厚紙にプリントできるじゃん?たぶん。年賀状だって作れるんだし。そしたらさ、いちいちペランペランのコピー用紙に印刷した後、画用紙やら厚紙やらに、1枚1枚糊でぺったんこぺったんこしなくて済むわけよ。この労力、けっこうなもんよ(この日の朝、ロールカードを22枚作った)。
さて、本番。うちの実習メンバーでは、はじめて教室のレイアウトを変えました。みんな、普通の机の並びでやってたんだけど、わたしは机を90度回転させてくっつけて、4人ずつ4グループの島をつくった。いろいろ理由はあるけど、おそらく、2回目もこれでいくと思う。
全体的な感想。①ティーチャートーク②時間配分③落ち着き
これが問題。先生が言うように、本当に通じない学習者だったらティーチャートークにならざるを得ないわけで、それは技術だし大変なんだけど、ある意味不可抗力。でも通じちゃうんだな、これが。ここでの授業を継続して受けてる学習者も多いし、なにより生活者は耳が肥えてる。口語表現を違和感なく理解しちゃうのね。うらやましい話なんだけど。学習者の受け答えに乗せられちゃって、だいぶ口語になってたらしい。辞書型を使った可能表現とか、タ型を使った仮定表現など使った自覚はあるんだけど、そんなに口語表現を使っていたとは、後からメンバーの指摘を受けて知りました。『なんか』とか『たぶん』とか『惜しい』←これは自覚してた とか。
大半が理解してくれるので、授業にリズムはでるし、盛り上がるんだけど、やっぱり置いていかれる学習者がいるかもしれない。初級の設定なんだから、彼らは悪くない、完全にわたしが悪い。そして、③の落ち着きという反省に通じるんだけど、そういう学習者が見えてないんだよね。4、5人のクラスなら、全員をよく見る自信はある(そりゃ、誰でもできると思うが、笑)。でも16人くらいになると、やっぱり動きのある部分に目が行きがちだなー、と思った。そういう意味で『落ち着き』が課題。1人1人きちんと見ること。それが自分の長所でもあるはずだから。
時間配分ねぇ。これは、もうずぅーっとよ。初級の模擬授業に始まって、ボランティアでも毎回毎回、教案全部やれたことが、ほぼ皆無。今回先生に教案を見てもらったときに、『これ、先生から見て40分の授業で全部やれる内容でしょうか?』とおそるおそる聞いたんだけど、間髪入れずに『ええ、できますよ。』 先生はできるという事実とともに、心配させまいというニュアンスで仰ったんだけど。わたしは、すでに数少ないとはいえ今までの経験上、絶対できないという確信が心のどこかにあるもんで、どぉーーーんと落ち込んだものです。プロはやれるのねーって感じで(笑)。
最後のロールプレイをやらせっぱなしで終了になりました。ペアでやった後に、みんなの前で何人かに発表してもらう→会話の流れを重視してフィードバック(今日の動詞活用や文型はもちろんだけど、どちらかと言えば『そうですか』とか『わかりました』とか、そういう不自然じゃない、失礼じゃない、会話らしい部分)→カードを交換して再チャレンジ。と、まぁ、こんな感じだったわけで。わたしにとってはフィードバックの部分が一番大切で、みんなに意見も言ってもらって、みたいにイメージしてたのに。くすん これでも、学習者がほとんどナイ型を習得していたこともあって、途中の基本練習をばっさりとカットしたのに。
教室のレイアウトを変えたのもわたしが初めてなら、時間オーバーして尻切れトンボになったのもわたしが初めてでした。
誉められたことも少しは(笑)。メンバーからは、わたしも先生に習いたいと思うくらい楽しい授業だった(笑)、という嬉しいフィードバック。学習者に気づかせたり、考えさせたり、主体的に授業に参加させていたのがよかった。集中力を途切れさせることなくスピーディーに授業ができていた。学習者から発話を引き出すのがすごく上手いと思った。などなど、うふ。なにより、先生がものすごく楽しそうで、それがイコール学習者が楽しいにつながっていた、だそうです。実は、むむむ?で、わたしはそんなに楽しんだ記憶はないが。いや別に楽しくないわけではなく、人とコミュニケーションをとるのは楽しいことであり、そういう意味で楽しいけど。なんていうか、やっぱり必死だったと思う(笑)。
先生からは、海外向きですね、と断言された(笑)。コミュニカティブな授業が今求められているが、国内の日本語学校では、実際問題、時間的に厳しい。バシバシ文型を入れていく授業にならざるを得なくて、そういう意味で、あなたの良さを海外で思う存分発揮してほしい、と。
素直に喜んでいいコメントだろうか(苦笑)?
1回目の授業を終えてみて、教授法を教えてもらっていた先生に、多大なる影響を受けてるな、自分(笑)と思った。授業風景は、やってみれば先生そのもの(真似っこという意味で)。先生が『自分が受けてきた先生のスタイルに影響される』と言っていたことを思い出した。基本練習のグループワークも、先生が以前ちらっと言ってたアイディアをもらったもの。そのこともあって、初めての授業終了報告を先生にしたところ、『頑張ってますね、2回目の報告も待ってます(笑)』と返ってきた。なんか心強いわ。
by chiezo-h
| 2013-11-28 12:21
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