Nalaikh
晴れたのは2日目の午後と、3日目だけ。こう書くと、『だけ』っていう感じはしないけど、初日ずぅーっと雨だったのと(雨の中馬に乗って、すごい寒かった)、降ってなくても曇りがちだったのと、風が強くてすんごいさむかったのとで、あまり天気がよかった印象はない。
Nalaihkは、ほんとに草原。どこまでもどこまでも広い。Tereljiは川があったり、林があったり、山があったりで、変化に富んだところだけれど、ここNalaikhは草原。あまり遠出しなかったせいもあると思うけど、とにかく草原。
モンゴルのイメージに近いと思う。あと一歩かな。あと一歩でまさにモンゴルのイメージ、という感じ。まだUBに近いからね。写真を見ながら思うけど、Tereljiと空の色が違う。Tereljiの写真はもっともっと青が濃かったし、実際そうだった。秋が近いんだねぇ。
さて、初日はぐずぐずした天気の中、1時間以上ピックアップを待たされまして、いい加減キャンセルしようか(家でゆっくり過ごすのもすごく魅力的に思えた。最後は、どうかあと10分、誰も来ないでくれと祈ったくらい)と電話をかける寸前にガイド君が現れて落胆。そこからさらにいろいろ待たされるし、天気は悪いし、テンションはかなり低かったけど、ゲルに一人旅の女性がいてお喋りできたので救われた。でもやっぱり、雨の中、しかも引き綱でぽくぽく歩くだけの乗馬で、なんだかなぁ...と思ったわ、正直。天気のせいもあるし、どうしようもないけれど。
夜は母屋のゲルでみんなでご飯食べて、けっこうにぎやかで、ちっちゃい子供たちがコロコロといるので、遊んで疲れてみたり、お客さん用のゲルに戻ってからも、ストーブを囲んで同宿の女性と、ここのうちのお父さんと3人でビールを飲んだり、楽しかったといえば楽しかった。
エーデルワイス。わたし、歌のせいで、『アルプスのすっごい高いところに生えている貴重な花』というイメージがあったけど、そこらじゅうエーデルワイス。
2日目。やっぱり天気が悪い。重い重い曇り空と、パラつく雨、強い風、何よりすんごい寒い(わたしの薄着のせいもあるけど)。乗馬を楽しむというより、寒さに耐えた午前中。昨日は、わたしと、同宿の女性と、隣のゲルに泊まった大学生の男の子2人、日本語ガイド君2人と、牧民の17歳オグナー君の7人だったけど、今日はわたしと日本語ガイド君とオグナー君の3人。このオグナー君が、歌大好きで、歌ってるか話してるか口笛吹いてかのどれかで、口を閉じることがないくらいのSHY GUYという、ちょっと不思議な子でありました。同宿だった女性(もう、面倒くさいから、以後レミさん)の話では、前日までずっと無口だったんだって。5日間ずっと一緒に乗ってたけど、ずっと寡黙だったらしい。年が近い日本語ガイド君の存在が嬉しいのか、とにかくずっと歌って喋って笑ってた。
午後、モンゴル在住の日本人団体がわっと現れてにぎやかになると同時に、なんと晴れた!!!ということで午後の乗馬は楽しかった。相変わらず引き綱だったので、すっごく楽しかったとは言えないけれども。ただ実際、この3日間まったく安定して乗ることができなくて、驚くほど馬がわたしを完全無視。
とりあえず、にぎやかなのは楽しかったし、現地でのつながりができたのは、すっごく嬉しかった。わっと来たみなさんに、わっと帰られて、シュンとしたわ。しかもみんなが帰った途端、また雨。
シュンとしてたけど、『また乗る?』と言われて、夕方もう一度馬に乗る。後から気づいたんだけど、わたしのためというより、牛を追いに行くから、私を連れて行くということだったみたい。またわたしと日本語ガイド君とオグナー君の3人。さっきまで静かだったオグナー君の歌がまた炸裂。わたしはわたしで、虹がくっきり現れて大興奮。『solongo! solongo!』と叫ぶわたしと、『にじ!にじ!』と叫ぶオグナー君。ほんとにきれいだった。雨も捨てたもんじゃないな。帰りは牛を追うのにあっちこっちと連れまわされて、引き綱とはいえ、なかなか楽しかった。
夜は母屋でお父さんとお母さんとビールを飲んで、11時ころ、母屋のゲルを出たら満天の星!!モンゴルへきて初めてみた完璧な星空。良い一日だったな、今思えば。
2日目。やっぱり天気が悪い。重い重い曇り空と、パラつく雨、強い風、何よりすんごい寒い(わたしの薄着のせいもあるけど)。乗馬を楽しむというより、寒さに耐えた午前中。昨日は、わたしと、同宿の女性と、隣のゲルに泊まった大学生の男の子2人、日本語ガイド君2人と、牧民の17歳オグナー君の7人だったけど、今日はわたしと日本語ガイド君とオグナー君の3人。このオグナー君が、歌大好きで、歌ってるか話してるか口笛吹いてかのどれかで、口を閉じることがないくらいのSHY GUYという、ちょっと不思議な子でありました。同宿だった女性(もう、面倒くさいから、以後レミさん)の話では、前日までずっと無口だったんだって。5日間ずっと一緒に乗ってたけど、ずっと寡黙だったらしい。年が近い日本語ガイド君の存在が嬉しいのか、とにかくずっと歌って喋って笑ってた。
午後、モンゴル在住の日本人団体がわっと現れてにぎやかになると同時に、なんと晴れた!!!ということで午後の乗馬は楽しかった。相変わらず引き綱だったので、すっごく楽しかったとは言えないけれども。ただ実際、この3日間まったく安定して乗ることができなくて、驚くほど馬がわたしを完全無視。
とりあえず、にぎやかなのは楽しかったし、現地でのつながりができたのは、すっごく嬉しかった。わっと来たみなさんに、わっと帰られて、シュンとしたわ。しかもみんなが帰った途端、また雨。
シュンとしてたけど、『また乗る?』と言われて、夕方もう一度馬に乗る。後から気づいたんだけど、わたしのためというより、牛を追いに行くから、私を連れて行くということだったみたい。またわたしと日本語ガイド君とオグナー君の3人。さっきまで静かだったオグナー君の歌がまた炸裂。わたしはわたしで、虹がくっきり現れて大興奮。『solongo! solongo!』と叫ぶわたしと、『にじ!にじ!』と叫ぶオグナー君。ほんとにきれいだった。雨も捨てたもんじゃないな。帰りは牛を追うのにあっちこっちと連れまわされて、引き綱とはいえ、なかなか楽しかった。
夜は母屋でお父さんとお母さんとビールを飲んで、11時ころ、母屋のゲルを出たら満天の星!!モンゴルへきて初めてみた完璧な星空。良い一日だったな、今思えば。
3日目。半日乗馬で、UBで帰る日。やっときれいに晴れて、寒さも少しやわらいだし、気持ちよかった。半日乗馬はわたしと日本語ガイド君とオグナー君。もうあきらめました。引き綱。今回、あまり馬で走った感がないんだよね。ちかぢか2日目にできた人脈のおかげで再チャレンジ(別のところで)する予定。
前回のTereljiより、ほんのすこーしだけモンゴル語を話せるようになっていたNalaikhでした。あいさつと(それさえ知らなかったの、Tereljiでは)数字、それから『フイットンバエナー』(怠けてカタカナだけど、寒いですねーの意味)や『アマツター』(おいしい!)、『タ Linkin Park ドルターヨ?』(Linkin Parkが好きなの?)、『タニ ネル ヘンヴェ?』『ビ ヤポンヒル バクシ』などなど。ほんっと旅行会話にもならないくらいだけど、進歩は進歩。こういうのをモチベーションにして頑張るんだもん。でも、結果としてほとんどTereljiで覚えた言葉だわ(苦笑)。今回は『オース』(下手すると、水という意味になる、いまいち発音がわかっていない『草』)、『ショウ』(鳥)、『ツェツェグ』(花)、『ドーラライ』(歌って)などなど。ほぼほぼ役に立たない言葉ばかり、オグナー君に教わりました。
Facebookを見ても、ほかのお客さんは期間が長めだからか、もっといろいろやってて、いたれりつくせりみたいで、なんかわたしは手を抜かれてる感をぬぐえなかったのですが...。UBに住んでるから、まいっか、とも思うけどTereljiのような満足感はなかったかも!!広い広い草原と、ヒップホップを歌いながら馬に乗るいまどきの若い牧民を観察できた2泊3日だったかな。
by chiezo-h
| 2017-08-21 20:30
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